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再び廃墟探検は登山となる [登山]

 

[関門要塞シリーズ最終回]

 

 

 

前回の霊鷲山登山でヘロヘロになって

九州へ戻って来た廃墟ハンターは

下関の関門要塞から、今度は海を挟んだ門司側で

懲りずに要塞探検を試みる。

 

でも次は車でほとんど頂上へ行けるので

楽勝でしょう!

 

 

門司港から程近くにある風師山の登山道へ向かう。

 

ごらんの通り、車で上まで登れるのでチョー楽チンでございます。

 

 

しかし、頂上付近で行き止まりになり

ココからは頂上まで歩かないといけないようだ・・・

 

 

またですか?

 

 

頂上まで900mって書いています。(なんか心臓がバクバクしてきた)

 

 

 

 

でも、車でほとんど登って来てるはずなので

霊鷲山のような事態になる筈は無い!

 

きっと鼻歌を歌いながら遊歩道を散歩するに

違いないと、何の根拠も無いのにポジティブに考えるハンター。

 

 

遊歩道に入るが

案内板には何故か「風師山 登山道」って書いてあるのが

気になる・・(汗)

 

道はいきなり下って、その先から山に向かっているようだ。

 

霊鷲山でも騙された(勝手に勘違いした)が、

ここも段々んと進むにつれて登山道っぽくなって来たが

見なかったことにしよう。

 

 

やっぱり登山?

 

イヤイヤ!

これはちょっとキツイ散歩なのだ。

 

ゼイゼイ、言ってるのはきっと空気が薄いからでしょう。

 

 

 

ほら!

やっぱり遊歩道だよ。

階段があるもん!

 

でも、この階段が曲者で

めちゃキツイ

 

霊鷲山で体力をかなり使ってるので

これは堪えます(汗)

 

上着も脱ぎ捨て、

気合で登る!

 

 

 

 

 

「何故、人は山に登るのか?」

 

 

 

 

決まってるじゃない!

 

 

 

それは 

 

 

 

 

そのに廃墟があるからだよ!

 

 

 

 

登ったゾ~~!

 

 

 

そして

 

廃墟は無く、あるのは山頂だけでした。(汗)

 

 

しかも登ってたのは風師山じゃなく

風頭山(364.3m)です。

 

風師山はやや内陸側だったし

もう一山超えないと行けなさそうなので

パスしてあげました。

 

しかし本日、火の山・霊鷲山と登りましたが

最高峰の山です。

 

見事な風景ですが

要塞は?

 

砲台は?

 

 

 

廃墟ハンターを待っていたのは

海峡を望む絶景だけでした。

 

 

こ、これで良かったんだ・・・

 

 

こんな良い景色が見れるなんて

頑張った甲斐がありました。

 

もう、「要塞も無くても良いや」って気にさせてくれる景色です。

 

基本的に登山は好きなんだよね。

でも、きちんとした装備で登りたいかな?(笑)

 

 

眼下にそびえる山は

矢筈山です。

この要塞も中々の規模でした。

 

 

下関側を見てみましょう。

 

今日、制覇した山がなんとも小さいことか。

 

やっぱり100m近く高いだけで

これだけ見え方が違うんだねー。

 

 

山頂の真正面には

宮本武蔵と佐々木小次郎の決闘で有名な

巌流島が良く見えます。

ミニチュアのようで

見てて飽きない風景です。

 

過去に探検した検疫所跡や彦島の砲台のある山が

全部見渡すことが出来る。

 

結局この風頭山の要塞の痕跡を探しましたが

見つけたのは古い石碑だけでした。

明治32年9月1日って書いてます

 

裏側は何て書いてあるのか

かなり見難い

掘った跡を指でなぞって見ると・・・

 

「下関要塞第一地帯票」って書いています。

 

 

やはり関門要塞に関係する山だったのは間違い無いようだが

道路も無いし、大規模な要塞などは無かったのかも知れない。

 

 

 

 

 

 

 

風師山
のぼりて空を仰ぐとき
雲と遊ばむ
こころ起りぬ

 

 

 

 

 

雲と遊ぶ・・・

 

こころ・・・

 

 

 

 

 

空を見上げる・・・

 

 

 

 

廃墟ハンターの頭の上を

冬の雲が何処かに急ぐように流れていく

 

 

 

やっぱり

 

 

登山ってサイコ~~!!

 

 

 

 

 

さて、下りましょう!

 

本日、2個目の登山なので

膝がもうカクカク(汗)

霊鷲山ですでにカクカクだったけど

何かに捕まりながら下らないとキツイ感じです。 

ちょっと、暗くなって来た!(汗)

 

夕日を見た後なので、暗くなるのが早くて

山の陰に入るとすでに薄暗くなっています。

 

急に寂しくなります

 

 

なんとか足早に登山道を抜けると

駐車場が見えてきた。

フ~~!!

 

「お疲れ様でした!」(←僕に)

 

「お疲れ様でした!」(←4部作を読んでくれた皆様に)

 

 

最後はただのおまけのような記事ですが

景色が良かったんで登山記事として書いて見ました。

なんたって僕のブログには知らないと思うけど[登山]って言う

立派なカテゴリーが存在するのだ。

もうすぐ記事も500個になろうとしてるのに

たったの[2]で止まってる、まるでブログ内の

化石のようなカテゴリーだったのですが、

今日、晴れて[3]に増やすことができました。

 

これからも、登山家として、そこに山がある限り登り続けることだろう。

(誰が登山家ですか?)

 

 

 

 

要塞も砲台も無いけど

健全は登山気分をおおいに味わえる素敵な山です。

関門海峡の絶景を眺めるならココ


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コメント 52

タイド☆マン

巌流島って初めて目にしました
ありがとうございます!
by タイド☆マン (2008-01-26 05:55) 

ゆう

「響とバイクと山遊び」そうね、タイトル山遊びだった・・・
最後はいつ、どんでん返しがあるかと思いながら読んでしまいました。
太陽光線で街を支配したような頂上の写真はステキです。
記事500に向かってさらにハキョってください。
by ゆう (2008-01-26 06:56) 

kikuzou

おつかれさまでした~
スッゴイですね!!
若いってイイナァ~
ワタシは登山どころかビルの階段登るの辛いです・・・
by kikuzou (2008-01-26 07:28) 

アマ

一生懸命に登って・・・登山道が下りになると引き返してしまうんですよ~(>_<)
せっかく登ってきたのに また下って登るのか! と思うとつい(^^)

ともかく 4部作楽しませていただきました~m(__)m
お疲れさまです~
by アマ (2008-01-26 08:00) 

key

おはようございます。
ふふふ。登山道でしたね~w
意外な展開の第4部でしたね!!

標高が低いって行ってもリッパな山ですね。
絶景と綺麗な夕日ですw

500記事に向かって突き進んでください~。
私の更新ペースだと10年はカカリソウ^^;
by key (2008-01-26 08:21) 

ひろくるくる

素適な記事でした。
一日でいろいろお疲れ様でした。

僕も休みがとれたら、いっちょ登山でも?
by ひろくるくる (2008-01-26 08:57) 

xml_xsl

響 さん、おはようございます!。  (^。^)
海峡を見下ろす眺望がすばらしい!、小高い山、
山登りの楽しみが、最も手軽にしかもたっぷり堪能出来そうです、(^。^)/
遮るものが無いため、眼下に望む箱庭は息をのむようです、(゜∇゜)
by xml_xsl (2008-01-26 08:59) 

ちゃわ犬

高いところ好きなんでよね~ 
上から景色を 見下ろすのが なんか気持ちよく感じます!!
登山 身体温まるし健康にもよい感じしますね^^
by ちゃわ犬 (2008-01-26 09:56) 

もきち

廃墟ハンターとなるには体力が、いえ脚力が必要不可欠
なのですね。
いや~ぁお疲れ様でした。 &素晴らしい眺望をありがとう♪
by もきち (2008-01-26 10:01) 

an-kazu

海に面していると、
 標高が低くても眺めが良いですよね。
by an-kazu (2008-01-26 10:14) 

tomo-CR

廃墟ハンターには好奇心だけでなく、山登りの脚力も必要なのですね。
自らそれを実践するとはさすが隊長どのっ!!
気力体力とも充実した中で、500の金字塔目指してがんばってください。
by tomo-CR (2008-01-26 10:21) 

りか

響さんお疲れ様でした。
要塞は?なし…。砲台は?なし…||(;-_-)|||
でもカテゴリの登山が[3]になった事は喜ばしい事実ですね(笑)
とても雄大な景色ですね。写真に目を凝らして見ると、山の裾野にまで、住宅街がギッシリ詰まって凄いですよね。
響さんWピース。。古いね~(笑)太っていないしスタイル抜群でしょ~v(^-^)v
by りか (2008-01-26 10:21) 

miyomiyo

一日にこれだけ登るとは.....。
ポジティブ過ぎです。

下りも廃墟を探したのでしょうが、無くて残念でしたね。
ダウジングして、掘り起こすわけにも行かないですね。

帰って胃袋に給油しましたか?
by miyomiyo (2008-01-26 10:45) 

HAL

絶景の景色が見れてよかったじゃないですかー
これで、景色がイマイチだったら寂しくなるし(^^;

こういう街のないところでは携帯のナビ機能は役に立たないかな?
by HAL (2008-01-26 11:07) 

RYUSYO

山登りっていいですよね^^
by RYUSYO (2008-01-26 11:33) 

obasan

関門海峡をこんなに高い所からみたことないです。
巌流島ってあんなカタチしてたのねえ。

廃虚探検に最適な冬場は足腰もみっちり鍛えられるってことなのね。
訓練ご苦労様でしたぁ。隊長!
by obasan (2008-01-26 15:44) 

(。・_・。)2k

パスしてあげました  ここがツボでした(^^)
by (。・_・。)2k (2008-01-26 17:30) 

ふじさん

最後は観光(笑)が出来て、最高の一日だったことでしょうね!
今から門司(?)の街に飛び込もうとしているような
響さんの写真がなんともいいですね!
by ふじさん (2008-01-26 17:54) 

りゅう

こんにちは、長崎刑務所のりゅうです(この名乗り方なんか変ですね(笑))

登山、4部作お疲れ様でした。
楽しく読破させていただきました。

実はこのたびブログとやらを立ち上げて見ましたのでお暇なときにでも
いらしてください。(ここと比べるとかなり見劣りしますが^^;)
by りゅう (2008-01-26 18:16) 

yamamen

良く頑張りました!!。
風頭山からの景色はバツグンですね。
ここからの景色を堪能しに行かないといかんですな。
夕日に向かっての後姿、かっこよすぎるゾ!!。
by yamamen (2008-01-26 18:40) 

yogawa隼

同趣旨のコメント(トランペット)をしていたのに気が付き、やり直しです。
山頂、海辺、廃墟などの記事を今後も期待しています。
by yogawa隼 (2008-01-26 21:34) 

hoshizou@最後はコレ

注:(アゴを出して、しゃくれて読んでください)
その山が、どんなに高くても。
その道が、どんなに険しくても。
その坂が、どんなに急であっても。
廃墟! 廃墟! 廃墟が一番っ
廃墟があれば、山登りもできる。
みなさんっ 廃墟ですかーーーっ

それじゃー、いくぞーーーっ
イーチ・ニー・サーン・ ダーーーッ アリガトー
by hoshizou@最後はコレ (2008-01-27 01:24) 

S/C

これまたお疲れでした。
結局最後は登山になるんですね~(´∇`)
要塞跡がなくて残念でしたけど
あの景色を見れたのならそんなのどうでもよくなりますよね。
また登山頑張ってください。
by S/C (2008-01-27 10:09) 

エバンス

今回の山登り共感するところがたくさんありました。
ロマンがありますよねぇ。山登りって。
山頂での大の字でピースサイン気持ちよさそうです。
by エバンス (2008-01-27 19:20) 

ura

登りまくったですね。元気がなによりだー^^
海峡をはさんで両方制覇ですか、しかも一日で・・・
すごいです。
間違いなく一箇所づつしか行けませんです。
登頂制覇・・・気分最高ですねー^^;
by ura (2008-01-27 20:23) 

響

>ダブルRさんへ
どういたしまして。
小さいでしょ?
木の舟では潮流が早くて大変だったと思います。
by (2008-01-28 02:46) 

響

>ゆうさんへ
そう!
ブログ立ち上げ時はもっと色々と登山をする予定だったもん。
いつも見る関門の風景も、この山から見ると
ちょっと違って感動でした。
たまにはイイゾ~!登山って!
by (2008-01-28 02:46) 

響

>kikuzouさんへ
全然若く無いですって!
階段はきついですよ。
登りやすいはずなのに何ででしょうね? 
by (2008-01-28 02:46) 

響

>アマさんへ
そう!そう!
アップダウンする道って僕も嫌いです。
「ア~!帰りはこの坂、登るのかぁ」って考えてしまいます。
4部とも読んでいただきありがとうございます。
by (2008-01-28 02:46) 

響

>key-kさんへ
しっかり登山をやった後に続けて登ったので
少しの遊歩道でも気分はしかり登山でした。
夏場は無理ですが冬ならなんとか行けるものですね。
by (2008-01-28 02:47) 

響

>hirokurukuruさんへ
登山やってください。
是非、心臓をバクバクいわせて
生きてることを実感しましょう!
by (2008-01-28 02:47) 

響

>xml_xslさんへ
何時も走ってる街が箱庭に見えるのは
面白いですね。
上から見るといろんな位置関係がわかって楽しいです。
by (2008-01-28 02:47) 

響

>murasawaさんへ
登山は低山に限っては冬が一番いいですね。
身近な山でも見え方が全然違って楽しいです。
頂上で思いっきり叫びたくなります。
by (2008-01-28 02:47) 

響

>もきちさんへ
廃墟ハントは体力がいります。
後、見つけてヤルゾ!と言う、気力ですね。
好奇心が僕の原動力なのですが体力が無さ過ぎで困ります。
by (2008-01-28 02:48) 

響

>an-kazuさんへ
海抜から始まっている山なので
街から徒歩で登るとかなりきつそうな山でした。
眺めは信州などの絶景とは違った良さを感じましたよ。
by (2008-01-28 02:48) 

響

>ともり~さんへ
廃墟は体力勝負みたいです。
ともり~さんのようにMTBで鍛えていると良いのでしょうが
あまりの体力の無さに愕然としました。
なんとかせねば!
by (2008-01-28 02:48) 

響

>ritaさんへ
頂上は何にもなかったけど
眺めが良いのでこれはこれで良しでしょう。
夜景を見たいけど、あの登山道が真っ暗になったところは
歩きたくないです。
Wピースは感動したときのポーズとして永遠に受け継がれて
行くことでしょう。
by (2008-01-28 02:49) 

響

>miyomiyoさんへ
廃墟バカは時として体力無いけど
限界を超えた行動をやってしまいます。
冬なのにしっかり汗をかいたので
補給の後は体中にアルコールが染み込む感じでした。
by (2008-01-28 02:49) 

響

>HALさんへ
廃墟も無く、景色も無かったら記事にもならない上
これほど疲れる事は無いでしょうね。
携帯はつながるようですが
見る余裕は無かったです。
by (2008-01-28 02:49) 

響

>RYUSYOさんへ
山登り、最高~!
歩かなくて良いなら、もっと最高~!
by (2008-01-28 02:49) 

響

>obasanさんへ
巌流島って小さいですよね。
潮流が速いので小さな木の舟ではきつかったと重います。
もし宮本武蔵が自分で漕いで行ったら
疲れて負けてたかもしれませんよ。
by (2008-01-28 02:49) 

響

>(。・_・。)2kさんへ
ツボってくれてありがとうございます。
この先行くとキツイぞ!と言う予感がしてました。
by (2008-01-28 02:50) 

響

>ふじさんへ
最後の観光はとどめをさされたように疲れました。
下りのキツさを考えたらこのまま
飛んでしまいたい気分でしたよ。
by (2008-01-28 02:50) 

響

>りゅうさんへ
名乗り方がなんとも前科者っぽいです(笑)
お蔭様で念願の刑務所潜入に成功しましたからねー!
なんとブログを開設されたのですね?
おめでとうございます。
So-netだとさらに良かったんだけどなー(笑)
段々と自分色のページになって行く過程を楽しんでください。
by (2008-01-28 02:50) 

響

>yamamenさんへ
頑張りました!
yamamenさんならなんとも無い高さでしょうが
日頃の不精がここに来て一気にボロが出た感じです。
夕日の写真は疲れきってて、とても正面向いて撮れませんでした(笑)
by (2008-01-28 02:51) 

響

>yogawa55はやぶささんへ
ここは誰もいないので思いっきり吹けますよ。
ただちょっと?登山の工程があるのが難点です。
by (2008-01-28 02:51) 

響

>hoshizouさん@猪木へ
ビンタされて気合が入りました~!
でも、もうしばらくは登山はカンベンしてください。
by (2008-01-28 02:52) 

響

>S/Cさんへ
どうせ筋肉痛になるならここも言っちゃえ!
って、感じで行っちゃいました。
また登山・・・?
イヤイヤ! もうしばらくは登山はこりごりです。
by (2008-01-28 02:52) 

響

>エバンスさんへ
登山は基本的に大好きなのですが
ここまで体力が落ちてるのに愕然です。
もっと体力があればすばらしい絶景をたくさん見れるのに・・・
by (2008-01-28 02:52) 

響

>uraさんへ
元気は無いです
泣きそうでしたもん!
でも山頂って近所の山でも感動しますね。
たまには良いですよ! 登山!
by (2008-01-28 02:52) 

村晴アッチャン

こんにちは。
4話連続で見せていただきました(笑)
確かにきつそうな道ですねぇ・・・・。
あだ、その後、関門海峡を一望する景色は・・・・・苦労の甲斐があって素晴らしいですねぇ・・・・・。
響さんの頑張りのおかげで苦労せずに見せてもらって恐縮です(爆)
by 村晴アッチャン (2008-01-29 11:37) 

響

>村雨阿知乃さんへ
連続読破ありがとうございます。
最後はおまけのような記事ですが
苦労して登ったのでボツにするには勿体無いので
日記として書いて見ました。
関門の風景もこの高さで見ると感動だよ。
by (2008-01-30 03:15) 

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