蓮華草 [野草]
蓮華草 まめ科/ゲンゲ属 ※ 家の近所の田んぼ
ひっさし振りに野草物です。
しかも今回は超メジャーな花でございますが
奇を狙うほど珍しい花に出会ってないので身近な花の前で
ウ○コ座りをしてみます。
昔は農耕の肥料や牛馬の餌、または養蜂用の花として
蓮華草が春の田んぼを覆う姿を良く見てきましたが
時代と共に減って行き、あまり見なくなった時期もありました。
しかし減農薬栽培などが普及しだしたためか
またこの様に蓮華草が一面を覆うような場所が多くなってきています。
何処にでもありすぎてちょっと有り難味の無い花ですが
まめ科にしておくには勿体無いほどの美しさを持っています。
小さいときから馴れ親しんだ花ですが
改めて見るとめちゃ綺麗ですね。
岐阜県の県花にも指定されてるそうです。
蓮の花びらに似てることから「蓮華草」となったらしいが
またの名を「ゲンゲ」と言いいます。
花言葉は「私の苦しみをやわらげる」
かなり癒し系の野草だったのです。
おかげ様で海峡ウォークの筋肉痛も峠を越えたようです
まともに歩けるようになりました。
蓮華畑の中で花飾りを作るような女性を世の男どもは大好きだが
もう絶滅してしまったのだろうか?
その昔、蓮華には蜜があるって聞いて
食べたら酸っぱかったので吐き出したら
蟻んこを噛んでました(汗)
タマガヤツリ [野草]
タマガヤツリ カヤツリグサ科・カヤツリグサ属 撮影場所 : 近所の田んぼ
いままで色々と野草を撮って来ましたが
こいつの地味さはちょっと他の追随を許さない。
確かにこの時期、綺麗に咲く野草はめっきり少なくなりましたが、
たまにはこんな地味な野草でも撮ってやる優しい心を持ってることを
アピールすることも悪くは無い。
では、ZOOOOOOMします。
地味と思いきや見ようによっては
孔雀の羽のようで綺麗じゃないですか?(色は地味ですが・・・)
花(実?)はこんな風についてます。
かなりランダムな花の付き方ですが
野草っぽくていいねー。
しかしこの手の種類って名前を調べるのは
難しいですね
そっくりなチャガヤツリやイガガヤツリに騙されそうになりました。
野に咲く可憐なタマガヤツリに皆様も癒されましたか?
シチメンソウ [野草]
シチメンソウ (アカザ科・マツナ属) 撮影 : 佐賀杵島郡
秋になると真っ赤に紅葉するシチメンソウ
塩生植物でその名の通り
塩分の高い所を好んで生息します。
多肉質の葉を持ち、
くっついてるコロコロしてるやつは胞果と言います。
ムツゴロウで有名な有明海の干潟で生息していて
こんな満ち潮になると完全に水没してしまいそうな場所にも
しっかり生えてる。
他の雑草との競争もなく
まさに独断場ですね。
しかしこのシチメンソウと同じマツナ属は
佐賀県の干潟一帯の他に
朝鮮と中国の一部でしか生息しておらず
大変珍しい野草なんです。
この時期に一斉に真っ赤になりますが
元々は緑色をしていて
少し赤くなってはまた、緑になるのを繰り返すことから
七面草となったらしい。
以上、響の豆知識講座でした・・・(二十八面草じゃダメだったのだろうか?)
アッ! 言い忘れてました
「喰うんじゃねぇ~ぞ!」